誰が言ったで、意味が変わる。言い方、伝えかたでも。
伝えるということは難しいですね。
思ったままの言葉で伝えると大体失敗します。
意図せず、その相手と対立してしまったりね。
喧嘩したい訳ではないのに、
議論していると、いつの間にか
論争になってしまいますね。
林先生も
「伝える言葉を使うのではなく、
伝わる言葉を使う。」
「言いたい言葉を言うのではなく、
言うべき事を言う。」
まあね、それが上手くできたら、困らないという現実論はありますけどね。
文章的には理解できるが、心理上、納得できない。
ということが起きてしまいがちですね。
そして、本題に踏み込めずにポジショニングトークだけで終わってしまう。
失敗例は、枚挙に暇がありませんね。
だからね、その現場では感情的になって憤慨してしまって、
現実を直視することから逃避してしたとします。
でも、そのあと、時間が経てば、
「まぁ、相手が言ってたことも、わからんこともない。一理あるかも。」
という風に、思えたりします。
結局、冷静になって、よくよく考えてみると、
問題は相手の言い方や伝え方が、カチンとくる要因だったりしますね。
だから、どれだけスペックが高い人でも、相手への伝え方があまりにも厳しいと
人間関係上で損しますよね。もしかしたら、その人とも仲良くできたかもしれない。
でも、その”言い方”だけで関係がもう二度と修復できないほど、悪くなってしまった。
こういう経験が痛いほどありますね。気をつけたいものです。