貧困のない世界を創る 高評価

この本は、面白いですね。

ソーシャルビジネスに、興味があったので
たまたま図書館で見つけて読んでいました。

ソーシャルビジネスをやりたい方にはオススメですね。

こういう新しい概念が2008年に既にあったということが驚きですね。

私はソーシャルビジネスという概念を去年の2015年にしったので、まだまだ知らないことだらけです。

情報収集力が足りませんね。


内容ですが、タイトルの仰々しさにネガティブな反応を最初に示しかけたのですが、
非常に明快かつ論理的な構成です。

個人的に、タイトルには不満ですね。
理由は、情熱的な要素だけで、論理的な要素をタイトルから感じられないからですね。
もう少し、内容を網羅的に反映したタイトルでも良かったのかなと思います。

オスカーワイルドの引用も出てきてよかったです。
彼らはあらゆるものの値段については知っているが、その価値については何も知らない。
人は一般的な感覚が、固有の感覚と等しいと考えがちですからね。
「安かろう、悪かろう。」とかね。

その考えを、よく反映してる表現ではないでしょうか。


利益追求こそが、命題。そういった既存の資本主義の構造に、一石を投じる内容です。