TED ウェイン・マクレガー

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最近、英語学習のために、TEDを視聴する習慣づけをしています。

とりあえず、どんなコンテンツを視聴しようか、しまいかの分別がないので

NHKのスーパープレゼンテーションを、録画して視聴しています。

 

そこで、ダンスの内容のプレゼンを視聴しました。

プレゼンで、ダンスをリアルタイムで実践するとは、すごい振り切った企画だなと思って

楽しみにしていました。ちょっと失敗するんじゃなかと、ドキドキ感もありましたね。

 

実際は、、

正直、ダンスを見せられて、終わり。という単純な展開を想定していました。

しかし、その内容は、予想していたものとは大きく違っていました。

 

感想

凄く、論理的なんですよ。ダンスの構成や筋書きを作っていく工程がね。

 

ダンスの指導者というものは、今までの彼のキャリアや経験だけで

「さぁ、このダンスが唯一無二の正解だから、

ダンサーは、踊ることだけに集中すればいいのよ!」

みたいな勝手なイメージをしていました。

 

でも、この人は、最善を出す天才だと思いましたね。

全体主義でも、詳細主義でもない。

「扱う全ての要素の、良い部分を抽出する。」

それが抜群に秀でている印象を受けました。

 

肉体という、無機質なものでないアナログなツール

を利用して、オリジナリティを創出する。

これって、本当にすごい価値ですよね。

 

また、振り付けをダンサーのフィルターも通して

構成していくのは素晴らしい発想ですね。

指導者の情報を、鵜呑みにしていないダンサーが素敵でした。

 

こういうストーリーや一連の流れを、視聴者に見せていくスタイルの

方法や形式は素晴らしいですね。思わずプレゼンに引きこまれました。

 

まとめ

人間が、そもそも有限的である。

そして、その有限性の象徴的である肉体。

その肉体の制限や枠というものを活き活きとさせる。

これこそが、「身体の持つ可能性」なのかなと思いました。

 

肉体は複製不可能なコンテンツであるからこそ、美しい。

その説得力を見せられたプレゼンでした。